2014-11-24

過疎地の限界集落に太陽光発電で活性化

http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1255
丹波新聞より、兵庫県丹波市山王地区は住民の過半数が60歳以上という、限界集落で、700平米の土地に 195ワットの発電能力のあるパネルを216枚並べた。 設置費用は約1700万円。 発電量は年間4万4000キロワットで、 1キロワット40円で計算すると、 約180万円の収入となり、 約10年で投資を回収できる計算。2012年に完成

売電収益を村の運営に ソーラーパネル設置 丹波市春日町国領・山王自治会

2012年04月05日
 丹波市春日町国領地区内、 11軒の山王自治会 (細田睦自治会長) が、 竹田川沿いの土地 (約700平方メートル) に大型ソーラーパネルを設置した。 売電した収益を自治会の運営費にあてようという試み。 高齢化が進み、 1軒あたりで運営費を負担するにも限界が見えるなか、 住民からの発案で設置までこぎつけた。 自治会が設置するのは全国初という。
 195ワットの発電能力のあるパネルを216枚並べた。 設置費用は約1700万円。 発電量は年間4万4000キロワットで、 1キロワット40円で計算すると、 約180万円の収入となり、 約10年で投資を回収できる計算。 軌道に乗れば、 1軒あたりの運営費をなくす。
 これまでは1軒あたり月5000円 (年6万円) を負担しあって自治会を運営していた。 年金暮らしの世帯などには、 年6万円の負担は大きく、 後継者がおらず、 この5年で4軒減った現実もあった。 働き盛りの世代が少なく、 村を支えているのは60歳代が中心という。
 自治会の将来に不安を感じていた同自治会の細田泰宏さん (60) が、 自宅にソーラーパネルを設置したことからヒントを得て住民に提案。 自治会内で行われた河川改修の際に、 所有する土地を県に売り、 貯めていた資金を運用することにした。
 細田さんは、 「投資を不安視する声もあったが、 自治会にとっては夢と希望。 若い世代が守っていこうと思える、 住みよい村にしたいという思いを込めた」 と話している。
 

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